計 画

対象は、胸部食道癌根治術を受け、術後に入院リハビリを実施された症例とし、術前に症例登録、ベースライン評価(T0)を行い、術後の退院時に適格症例に対して参加意思を再確認します。 そして、同意の得られた症例に対して、ランダム割付を行い、A群:介入群もしくはB群:対照群に振り分けられ、退院時評価(T1)から12か月評価(T6)を行います。




RCTへの参加に同意の場合には、介入群・対照群をランダムに割付けます。非同意の場合には、希望によって介入群・対照群に割り付けます。
介入群では自宅でトレーニングを3か月間、毎日実施、退院から1、2、3、6か月後に病院受診し、身体機能評価とトレーニング指導を行います。



主要評価項目は、体力回復の指標として、退院から3ヶ月のA・B群のSWT距離とします。

介入内容は、自宅で筋力トレーニングと有酸素運動をを毎日実施することです。有酸素運動としてウォーキングを行い、活動量計を装着し1日の目標歩数を設定します。

前回の認容性試験と同じスキームで、完遂率を高める工夫をします。